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 イベントレポート(1/10 移住現地ツアー(宇治田原町・和束町))

 今回は2026年1月10日(土)に京都府南部の宇治田原町(うじたわらちょう)和束町(わづかちょう)で開催しました移住現地ツアー「想像から一歩前へ。わたしのまち探し 宇治田原町・和束町編」のイベントレポートです。

<イベントの告知ページはこちら

 山城広域振興局では、例年、笠置町・南山城村・和束町にて移住現地ツアーを開催しています。今年は、昨年2月に宇治田原町と和束町をつなぐ鷲峰山トンネルが開通し、両町間の移動がかなり便利になったことから、新たに宇治田原町を加え、今回初めて移住現地ツアー「宇治田原町・和束町編」を開催しました!

 各町に移住された方をゲストに招き、お試し住宅や移住者さんのお店、ご自宅など様々な場所を巡り、まちでの生活のイメージを深めていただきました。

【ゲスト紹介】

 では、当日の様子を紹介します。当日は、近隣府県から12名の参加がありました。

 宇治市のJR宇治駅に集合し、マイクロバスで宇治田原町に向けて出発!

 車内では、宇治田原町役場の方から、宇治田原町は日本緑茶発祥の地という歴史をもつことや、都会と自然が近い町であるといったことをご紹介いただきました。

【宇治田原町】

<お試し住宅>
 宇治田原町のお試し住宅に到着です。役場の方からお試し住宅利用に関する説明を聞いたあと、利用中の入居者さんが住宅の中を見せてくださいました。
 お試し住宅は一定期間、体験居住をして地域生活を体感することができ、同町では、契約期間は3か月、更新すると最大6か月間住むことができるそうです。
 ゲストの齊藤さんはこのお試し住宅第1号の利用者さんで、その後移住されています。

 入居者募集は、宇治田原町役場のHPで掲載されていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

役場の方からお試し住宅の利用説明

<車窓から町内見学>
 お試し住宅を見学したあとは、バスを東に走らせ、滋賀県境の奥山田地域まで向かいます。道中は、ゲストの齊藤さんと若林さんにバスガイドをしていただきました。普段よく行く飲食店やお買い物の場所など、実際に車内からお店を見てお話を聞くことができ、宇治田原町での生活をリアルに感じることができました。

<まちまちCAFE>
奥山田地域までバスで周回したあとは湯屋谷地域にある「まちまちCAFE」へ。
「まちまちCAFE」は、2025年4月に開業したカフェ兼交流スペースです。

 今回のゲストでもある上村さんと中山さんが中心となり、使われなくなった古民家及び納屋を地域の人たちの協力を得て再生させ、カフェとしてオープンされました。
 カフェでのランチ提供のほか、移住相談窓口、地域の人たちが協力し合い開催する子ども食堂、アートワークショップやコンサート、ヨガや英会話教室、野菜の販売などが企画・運営され、沢山の交流や循環が生まれる場所となっています。

まちまちカフェ外観

 ここでは、ゲストの齊藤さん、若林さん、上村さん、中山さんとの昼食・交流会を行いました。まちまちCAFEの美味しいランチを頂きながら、移住のきっかけや現在の暮らしについてお話いただきました。

 齊藤さんは、クレソン農家として、栽培に適した環境がある宇治田原町に移住されました。お試し住宅の第1号利用者でもあり、入居をきっかけに祭りなどにも参加し地域とのつながりが増えていったことをお話ししてくださいました。

若林さんは、夫婦で「里山やまぼうし」という森のようちえんを運営されています。自身も子育てをする中での経験談や、町内地域の特色について教えてくださいました。

 上村さんと中山さんは、宇治田原町の魅力を活かした場所をつくりたいという思いからまちまちCAFEを立ち上げたことや移住後の生活、これから取り組みたいことについてお話ししてくださいました。

 参加者のみなさんからは、お試し住宅や町内をまわり気になったことやゲストへ個別に聞いてみたいことなど、時間いっぱいまで自由にお話しいただける時間となりました。

<宗円交遊庵やんたん>
まちまちCAFEでの昼食交流会のあと、すぐ近くにある「宗円交遊庵やんたん」へ行きました。こちらは日本緑茶発祥の地である湯屋谷地区にある観光交流拠点であり、お茶に関する商品や地場産品が販売されています。 喫茶コーナーでは、参加者のみなさんがお茶を使ったスイーツなどを楽しまれる様子もありましたよ。

宗円交遊庵やんたん

 宇治田原町の方々とは「やんたん」でお別れし、和束町へ向かいます。

【和束町】

 午後からは、昨年2月に開通した鷲峰山トンネルを抜け、和束町へ。トンネル開通により宇治田原町・和束町間の移動時間が約15分短縮され、生活圏もより身近になりました。

 道中、和束町役場の方々にも加わっていただき、町の基本情報や主産業はお茶であることなどの概要説明と周辺環境のバスガイドをしていただきました。

<石寺の茶畑>
 お茶の郷 和束町を代表する、京都府景観資産第1号に認定されている「石寺の茶畑」に行きました。ここではみなさんに茶畑が織りなす和束町の景観をご覧いただきました。この日は天候もよく、青い空と茶畑の緑が映えとても綺麗でした。

石寺の茶畑

<移住者さんのお宅訪問①>
 その後、和束町に住むイメージを持っていただくために、実際に空き家を購入して、改修された、ゲストの松見さんのお宅を訪問しました。 
 松見さんは、田舎移住を検討中に、移住イベントでの和束町の温かい歓迎ムードに感激し移住されました。お宅はものすごい坂の上にありますが、その坂を上ったからこその素晴らしい景色が広がっています。

松見さん宅からの眺め

 お宅の中を自由に見学させていただき、参加者からは空き家改修のことや地域とのかかわりについて質問が出ていました。
 松見さん宅では、松見さんが移住するきっかけとなった先輩移住者であるゲストの植田さんも合流し、家族ぐるみでの仲良さも垣間見えました。 
 植田さんは、16年前に移住され、茶農家として新規就農されました。植田さんのお茶は、「和茶園」の名で販売されています。

桶力(おけりき)茶店(ちゃてん)
 次に、和束町のお茶に惹かれ、東京から移住された田中昇太郎さん・美代子さんご夫妻が営むほうじ茶専門店「桶力(おけりき)茶店(ちゃてん)」へ向かいました。桶力茶店では、町内の茶農家が丹精込めて育て上げたほうじ茶を販売されています。自分たちのようにいつか和束で住みたいと思ってもらえるファンづくりをしたいという思いから夫妻で町や地域イベントのプロジェクトに関わっておられます。

 店内では、和束町への移住のきっかけはお茶であったことや、展示パネルを用いてお茶文化や仕事についてもお話ししてくださいました。

<移住者さんのお宅訪問②(交流施設「和奏(わかな)ハウス」)>
 続いて、ご自宅を「和奏ハウス」として開放されている、ゲストの山本さんのお宅を訪問し、参加者とゲストの交流を深めました。
 和奏ハウスでは、毎月第1日曜日に「ご近所交流会」を開催されています。移住を希望・検討されている方や移住者、地元の方どなたでも参加可能で、ランチを食べながら情報交換をされています。
 参加者からは交通面や病院、ご近所づきあいについて質問があり、ツアー実施日は1月だったこともあって冬の気温や積雪量についても話が出ていました。            
 実際に地域を見て、聞いて、少しでも暮らしのイメージを膨らませてもらえたかなと思います。

和奏ハウスでの交流の様子

<和束町カフェ>
 最後に、町内で一番多くのお茶を扱っている「和束茶カフェ」に行きました。ここでは茶農家さんが作ったこだわりのお茶がたくさん並んでいます。
 ゲストの田中 美代子さんは元和束茶カフェスタッフであり、お茶の紹介や説明もしてくださいました。参加者とゲストとの会話も自然と弾んで、みなさんお買い物を楽しまれていました。

 行程は以上で終了です。
 和束茶カフェで和束町の方々とお別れして、JR宇治駅に向かい解散しました。

 参加者さんからは、「移住者の話をたくさん聞けて良かった」や「地域の良さを知れた」との感想があり、実際に地域に訪れて、地域を体感し、移住された方と会って、お話しできる良い機会となりました。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。

 このイベントレポートを読んで宇治田原町や和束町が気になった方は、今後もイベント開催の情報等を、京都府公式移住・定住情報サイト「今日と明日」に掲載しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

(文責:京都府山城広域振興局農林商工部地域づくり振興課)

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