京都府公式移住・定住情報サイト 今日と明日 KYOTO LOCAL LIFE

Project移住するなら京都
プロジェクト

―――「移住するなら京都」。
移住を考えている方、週末や夏・冬などの季節にあわせて別の土地へ行き、今までと違うことにチャレンジしてみたい方。
そのような方々が行きたくなる場所がどこかで見つかる、そんな「京都」を目指した取り組みを始めます。

移住するなら京都プロジェクト

京都府では、平成28年度に都道府県で唯一となる移住促進条例を制定し、田舎暮らしなどの希望にきめ細かく対応し、移住者と一緒に地域を元気にする取り組みを始めました。

相談対応から現地定着まで伴走支援を行う総合案内人「京都移住コンシェルジュ」を配置し、移住に取り組みたい市町村と連携して、移住相談窓口や、空家バンクの運営、住まいの確保や就職支援などに取り組んでいます。

一方で、近年、働き方や暮らし方が多様化し、田舎暮らしだけではなく、二地域居住や、副業・テレワーク移住など、さまざまなライフスタイルを希望される方が増えており、今まで取り組んできた地域だけでは移住希望者のニーズに対応することが難しくなってきました。

そこで、新しく「京都府移住の促進及び移住者等の活躍の推進に関する条例」を令和4年4月に施行し、京都府各地でまちづくりと連携して移住促進に取り組むことにしました。移住促進に取り組んでいる府内の地域が、移住者等と一緒に地域を元気にするためのテーマを決め、その情報を発信していくことで、それぞれの地域の特色が明らかとなり、移住先の検討や移住後の生活の想像をしやすくなります。

また、移住者の受け入れを府が応援する「移住促進特別区域」についても、地域の住民が希望し、府の定める要件を満たす場合、農山漁村部等に限定せず指定することにしました。

京都府には、歴史や文化といった様々な地域資源が各地にあります。また、利便性の高いまちなかがある一方で、すぐ隣に自然豊かな農山村や漁村もあることから、様々な暮らし方や働き方が可能です。

このことから、移住を考えている方が、それぞれ希望するライフスタイルを実現できそうな移住先を選べることが京都府の大きな特徴です。また、昔は都として日本の東西を往来する交通の要衝として人々を惹きつけ、現在は大学のまちとして多くの学生が毎年流入するなど、京都は常に他地域から多様な人材を受け入れ、受け入れた人たちとまちづくりに取り組んできた歴史もあります。

「移住するなら京都」プロジェクト。京都で新しい生活にチャレンジする人がさまざまな魅力を持つ京都府のどこかで、自分の希望が叶えられる地域が見つかる。地域もまちづくりのテーマを発信し、住民と一緒に夢にチャレンジする多様な人材を受け入れ、元気になれる。こうしたまちづくりを目指していくプロジェクトです。

夢にチャレンジできる舞台が、どこかにあり、自分を待っている。これを京都府の魅力として全国に発信し、「移住するなら京都」として、みなさんに選ばれるようになることを目指してまいります。

京都府移住の促進及び移住者等の活躍の推進に関する条例についてはこちら
・条例、施行規則等
・支援制度等

移住するなら京都プロジェクト

移住者にとっての
京都の各地域

移住者にとっての京都の各地域

京都府では、丹後から山城までの各地域において、自然と共生しながら、個性豊かな文化と産業が築き上げられるとともに、地域同士が密接に連携することで、それぞれが特色ある「まち」を築いてきました。これら各地域の特色を生かして、京都市に加え、「もうひとつの京都」として「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里乙訓」のブランドを打ち出し、観光促進や地域づくりに取り組んでいます。

一方で、他府県との往来については、新幹線や道路等による交通結節点を中心便利な地域が広がっており、「まちなか」地域から、都会と田舎を行き来する暮らしが可能な「トカイナカ」、デジタル技術を活用し仕事をつくり、生活を便利にしていく「デジタル田園都市」といった、選択しやすいライフスタイルの大まかな特徴があります。

なお、現在、京都縦貫自動車道など府内を行き来する交通インフラの整備に力を入れており、府内での移動が便利になってきています。

府内における市町村・事業者等による取組事例