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イベントレポート

イベントレポ―ト「京都 和束町 交流お茶会~移住者と話す くらし・しごと~」

今回は2024年11月4日(月・祝)に東京・移住交流情報ガーデンで開催しました「京都 和束町 交流お茶会~移住者と話す くらし・しごと~」のイベントレポートです。

<イベントの告知ページはこちら

京都府和束町(わづかちょう)の移住者さんをゲストに招き、移住の経験談、和束町での暮らし・仕事、和束町のお茶、茶畑の絶景、などについてお話しいただきながら、参加者と交流しました。
和束町のお茶の飲み比べも行いました!
会場は、東京駅から徒歩5分の「移住・交流情報ガーデン」です。


当日は、首都圏から9名の参加がありました。
それではさっそく、当日の様子を紹介します!

地域紹介

まず、京都府職員が、京都府南部を山城地域と呼ぶこと、京都府南部移住ポータルサイト「やましろで暮らす」で情報発信をしていることを紹介しました。

続いて、和束町職員が、和束町は京都府南部、近畿地方の中心部に位置することや、京都市や大阪市など主要都市が100km圏内にあること、宇治茶の主産地であることなどを紹介しました。

移住者のゲスト紹介

今回ゲストとして、和束町への移住者であり、「移住呼びかけ人(※)」の3名に来ていただきました。

※移住呼びかけ人とは
京都府南部、相楽東部地域(笠置町、和束町、南山城村)への移住者のうち、移住希望者や新規移住者からの相談に適切な説明及び助言ができる方を府が認定しています

💚 田中 美代子 さん

約2年前に移住し、地域おこし協力隊として活動されている田中さん。
和束町内で一番多くの種類のお茶を扱う和束茶カフェで働きながら、和束町のお茶のPRにも励んでおられます。
田中さん自身、首都圏から移住されたこともあり、移住の体験談を交えながら和束町の魅力を語ってもらいました。

💚 松見 敬彦 さん

このような移住イベントがきっかけで和束町への移住を決断された松見さん。
様々なイベントに参加していた中、他の自治体では感じられなかった和束町のウェルカム感に惹かれて移住を決断されました。
移住して実現したかったこととして、購入したお家をリノベした話や、小さい町だからこそできる暮らしのお話、移住してよかったこととして、移住者同士のネットワークが強いことや地域の方と程よい距離間で付き合えることなどについてお話しいただきました。

💚 植田 修 さん

15年前に移住し、茶農家として新規就農された植田さん。
様々な挑戦を続け、現在は「和茶園」を立ち上げ、約30か所もの農地で営農されています。ご自身を構成するハッシュタグがかなり気になるところですが、当日聞きそびれてしまいました…気になる方はご本人に聞いてみてください。
そして、なんと、松見さんの移住のきっかけとなったのは、移住イベントでの植田さんの声掛けだったようで、ゲスト同士の仲良さも垣間見える和やかな雰囲気でお話しいただきました。

お茶の飲み比べ

和束町と言えば、「お茶」ということで、和束町の魅力を少しでもお伝えするべく、3種類のお茶を用意し、参加者に飲み比べしてもらいました。


飲み比べをした「煎茶」「ほうじ茶」「和紅茶」の3種類のお茶は全て植田さんが生産された「和茶園」のお茶。そのお茶を植田さんと田中さんに振舞っていただきました。田中さん曰く、茶農家さんが淹れるお茶は格別とのこと。
お茶を淹れてもらっている間に、和束町のお茶事情や、インバウンドのお話などの話が繰り広げられていました。お茶を淹れた後の茶葉の香りも体感いただきました。
飲み比べ後、どのお茶が気に入ったか参加者に手を挙げてもらったところ、煎茶4名、ほうじ茶3名、和紅茶2名という結果に!(仕組んでいたわけではありません!)
ゲストとの会話を楽しみつつ、それぞれのお茶の味、香り、おいしさを感じながらお茶を味わうほっこりした時間となりました。

テーマ別フリートーク

最後は、ゲストごとにテーマを設け、グループに分かれて、質問や意見交換を行いました。
テーマは以下のとおりです 。
 植田さん:茶農家、町おこし、暮らし
 松見さん:子育て、リノベ、暮らし
 田中さん:仕事、観光、暮らし


「信号が少ないので、車の運転が快適で、すぐ目的地につける」
「月1回のご近所交流会をしているので、ぜひ一度参加してみて」
などといった、ここでしか聞けないローカルな話がされていました。
参加者からゲストへ様々な質問がされており、参加者ご自身の思いや疑問についてゲストとお話しできる貴重な時間となりました。

さいごに

京都移住コンシェルジュの南さんから、東京窓口の紹介(東京にて京都への移住相談を対応)や、今後のイベント案内をしてもらいました。
そして最後に、京都府職員から、和束町での今後のイベントなどを紹介しました。


参加者からは、「和束町のことは初めて知った」、「ぜひ一度訪れてみたい」との感想があり、普段PRすることができない首都圏の方に、京都府山城地域や和束町を知ってもらえる良い機会となりました。
移住を検討する際に、地域を「知っている」と「知らない」では全然違うので、このように地域を知ってもらうきっかけをつくることは大事な取り組みだと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
このイベントレポートを読んで和束町が気になったそこのあなた!!
和束町に実際に訪れることができる現地ツアーがありますよ

ゲストとして、今回紹介した田中さん、松見さん、植田さんにも来ていただきますので、気になった方はぜひご参加ください。

👇詳細・申し込みはこちら

 

(文責:京都府山城広域振興局農林商工部地域づくり振興課)

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