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京都で「理想のライフスタイル」を実現しませんか?〜今まで知らなかった京都で暮らす〜(後編)

前回の記事では、京都府内で出会える風景やわたしたち「京都移住コンシェルジュ」のサポート内容についてご紹介しました。後半は、先輩移住者のみなさんの様々な「ライフスタイル」をご紹介していきたいと思います!


先輩移住者が実現しているさまざまなライフスタイル


サラリーマン × Uターン移住 × 起業

1986年生まれ、京丹後市出身の長瀬啓二さん。
福知山市内の高校を卒業後、京都外国語大学へ進学。就職を機に地元へUターンし、中学校の英語教員や社会福祉協議会、WILLER TRAINS株式会社など、地元密着型の仕事をしてこられた一方で、ライフワークでも様々なイベント企画・運営などに携わっておられます。

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大学在学中にオーストラリアに留学した経験から、2017年に『旅は“日常”と“非日常”の交差点』をコンセプトに訪日外国人向けのプライベートガイドツアーの企画や実施、訪日外国人受入れのサポートをする「Tangonian」を設立。美しい丹後ブルーの海や雄大な山々、お酒やお醤油、丹後ちりめんといった伝統的なものづくりなど、日々の日常の中にある丹後の魅力を、旅好きな長瀬さんの視点から海外へ向けて発信されています!

(左) アメリカ人の友達の初めての着物体験 / (右) 商店街の仲間と一緒にお化け屋敷を開催

Tangonian HP:http://tangonian.com/

◎長瀬さんより

①移住してよかったコト:『特別じゃない自分を受け入れてくれる居場所と”好き” から創れる余白(可能性)がたくさんあることに気付けたこと』
②移住してこまったコト:『しいて言えば、地元の飲食店でデートしたらすぐにバレること!笑』
③移住希望者にひと言!:『自分の “好き” や “得意” を共通言語に関係性がどんどん深まるので、恥ずかしがらずにいろんな “好き” をオープンにしてみて下さい』

ものづくり × Iターン移住

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1975年生まれ・大阪府出身の上田大輔さんと、1980年生まれ・滋賀県出身の亜紀さん。
二人は、2003年に大阪で家具工房「つみ木」をスタートし、2005年にご結婚。美しい里山の風景が広がる京丹波町質美(しつみ)にて、ご夫婦で「つみ木家具店」を営んでおられます。

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単なる仕事場探しというよりも、自分たちが思い描く生活環境を求めて 京都府内外さまざまな地域へ足を運び、2006年秋に質美への移住を決められました。最初は、地域の方とのコミュニケーションの取り方や、草刈りといった地域ならではの行事など、はじめての田舎暮らしに戸惑うこともあったそうですが、消防団やお米作りなどに携わりながら地元の方と交流を深め、現在は猟犬のタタと猫のディリゴと一緒に、質美での暮らしを楽しまれています!

つみ木家具店HP:http://www.tsumiki.net/

◎上田さんより

①移住してよかったコト:『いなか暮らしに憧れて…という移住ではなかったけれど、いつのまにか集落の方と米作りや狩猟をしていること。』
②移住してこまったコト:『草刈り機、草刈り鎌、薪一本に至るまでとにかく蓄えがなく、ゼロからスタートしなければならなかったこと。』
③移住希望者にひと言!:『移住先にスローライフはないかもしれません。美しい景色はその土地に住む人の手でつくられたものであること、そして、それを維持していくのも移住者の務めだと思います。』

起業 × Jターン移住 × 子育て

京都府木津川市出身のブロジェット育子さん。
いったんは京都を離れ、大阪で生活されていたところ、「田舎で子育てしたい」「ゲストハウスを始めたい」との思いから、田舎ぐらしを模索。出身である木津川市にも近い和束町を訪問し、緑豊かなこの地域の環境が子育てにも最適だと実感。自宅でゲストハウスを開業したいという希望に近い物件とも出会うことができました。そして、アメリカ出身の旦那さんとも意見が一致し、2015年に和束町に移住されました。

夢である農家民宿「Blodge Lodge」を2016年にスタートされ、現在は二人のお子さん(小学2年生と4歳)の子育てもされています。「日本で最も美しい村」連合にも加盟する和束町の茶畑の景色。その観光資源を活かし、日本だけでなく海外からのゲストも多く訪れるゲストハウスを、英語教師としても働く旦那さんとともに切り盛りしておられます。和束町の人口は4,000人を切りますが、その分地域の方が身近で、お子さんのことを気にかけて、声をかけてくれたりするそうです。不便なところもある田舎ですが、地域の方にも見守られながら、のびのびと子育てをされています。

(左) 自宅兼ゲストハウス「Blodge Lodge」にて宿泊のゲストに料理教室を開催 / (右) 町内の地域イベントにお子さんと一緒に参加。地域の移住者も多く参加しています

Blodge Lodge HP:http://blodgelodge.com/

◎ブロジェットさんより

①移住してよかったコト:『のびのび子育てができる』
②移住してこまったコト:『こどもの習い事が、町内では選択肢が少ない』
③移住希望者にひと言!:『自分が、家族が、楽しく暮らせる場所探し、その過程も楽しんでください!』


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移住先での就職や物件の購入・賃貸など、実際の契約についてはご自身でのお手続きが必要です。必要に応じ、コンシェルジュが市町村の担当窓口や関係機関などをご紹介します。

■お仕事を探したいみなさまへ

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・農業を仕事にしたい人の総合的な相談窓口:農林水産業ジョブカフェ

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・京都府UIJターンナビ「空き家を探す」、もしくは各市町村の「空き家バンク」を検索
・京都府宅地建物取引業協会:ハトマークサイト京都

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