京都ひろがるワークショップ~DIYのある暮らし@南丹市~ イベント開催レポート
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こんにちは、京都移住コンシェルジュの矢田です!
今回は「京都ひろがるワークショップ~DIYのある暮らし@南丹市~」のイベント開催レポートをお届けします。
京都移住コンシェルジュや京都府では、これまで多くの移住イベントを開催してきました。その中でもとりわけ多いのが「移住セミナー」。先輩移住者さんをゲストとしてお招きし、移住の体験談を語ってもらう、という形式のものです。
もちろん体験談を聞くことは、移住検討者さんにとって参考になることばかりなのですが、一方的に話を聞いて情報を得るだけでなく、移住後の暮らしのイメージをもっと深められるようなイベントが開催できないか?と以前から考えていました。
そんな中、亀岡市のとある農業コミュニティにお邪魔した際、農作業をお手伝いさせていただく機会がありました。
そこでは、地元の方と移住者さんが一緒に農作業をして畑を作っていくのですが、種まきや草刈りをしている最中に、メンバーのみなさんが雑談の中で「暮らしの話」をしていることに気がつきました。「一緒に手を動かしながら生まれる会話の中で、リアルな話ができる」というこの体験をイベントに活かすことはできないか?と思ったのが、このイベント開催のきっかけです。
本イベントは二段階構成で、7月3日(水)にオンラインでの事前トークセミナーを開催、その後8月4日(日)に南丹市日吉町殿田で現地イベントを開催しました。
このレポートでは8月4日(日)の現地イベントについてお伝えします!
今回の舞台は南丹市日吉町殿田・古民家DIYカフェeco.epoch。
「DIY」と「地域での暮らし」がテーマのイベントということで、ご自身でDIYをしてカフェを営んでいる移住者・大石 晃久さん&一穂さんにご協力いただきました。
また、このエリアには殿田区自治会の事務の一部を請け負う事務局が存在しており、今回のイベントではこちらの事務局「とのだOfficeWorks」さんにもサポートをお願いしました。
当日は抽選で選ばれた6組の移住検討者さんにご参加いただき(多数のお申込みありがとうございました!)、古民家DIYカフェeco.epochに集合。
まずは簡単なアイスブレイクで、参加者さんとゲストさんとの距離を縮めていきます。
はじめまして同士のみなさんでしたが会話も弾み、どんな人が集まっているのか・どこから来てどこで移住を検討しているのか、お互いのことを知ったことで緊張もほぐれた様子でした。
アイスブレイクの後は「壁塗りワークショップ」。大石さん主導のもと、カフェの巨大な壁をペンキで塗っていきます。ペンキを塗る前のマスキングの仕方実演や、南丹エリアのおすすめホームセンター情報などなど、大石さんがDIYテクニックを教えてくださいました…!
午前中いっぱい壁塗りワークショップを行い、その後は参加者全員でランチ。
ゲストの石川さん特製「おむすびランチ」をいただきながら、日吉町が舞台となった映画「地蔵に願いを」を鑑賞しました。
おなかもいっぱいになったところで、午後からは「殿田区巡り」を実施。雨予報で心配していたのですが、空はしっかり晴れてくれました!(その分とっても暑かった…)
大石さんのお向かいにある古民家見学と、地域のお試し住宅である「世木の里 とまり木」の見学をさせていただき、大石さんには古民家独自解説もしていただくという、なんともリッチなまち巡りとなりました。
まち巡りから帰ってきた後は、大石さんのカフェメニューをいただきながら交流会を実施しました。暮らしの話や移住への不安をゲストさんに相談したり、この交流会の時間で次回の南丹市訪問が決まった方もいらっしゃいました。
お話だけでは足りず「もう少しまち巡りしたい」という方のご希望で、急遽車での地域周遊も実施!みなさん積極的に地域の方やゲストさんと交流されていましたよ。
8月の猛暑真っ只中の開催となりましたが、「一緒に手を動かしながら生まれる会話の中で、リアルな話ができる」ようなイベントをしたい、という目標は達成できたのかなと思います。本イベント終了後も、地域と連携しながら継続的に参加者さんへのフォローも実施しており、移住への現実感が増すきっかけをつくるイベントになったような気がしています。
今後もこういったワークショップ形式のイベントは開催予定ですので、ご興味ありましたらみなさんぜひご参加くださいね!それではまた次回のイベントでお会いしましょう~!
(文責:京都移住コンシェルジュ 矢田)