現地体験ツアー「京都北部の暮らしに触れる旅 ~古民家改築&お茶の体験編~」
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\ こんにちは。中丹広域振興局です。/
今回は中丹広域振興局主催で令和6年11月3日~4日に開催しました、現地体験ツアー「京都北部の暮らしに触れる旅 ~古民家改築&お茶の体験編~」をご紹介します!
移住に思いを巡らしていても、実際に移住したらどんな暮らしになるの?古民家に憧れるけれど実際どうなの?というのは気になるところですよね。
そこで今回は、移住者の暮らしと古民家改修に焦点を当てて工務店でリフォームした古民家の見学やDIY体験、茶農家の移住者を訪問し暮らしの話を伺うなど、移住後のイメージを膨らませていただける現地体験ツアーを行いました。
▶ツアー詳細はこちらをご覧ください!
・・1日目・・
今回のツアーは、3組6名の方にご参加いただきました!
前日は警報が出るほどの大雨でしたが、当日はとてもいい天気でツアー日和となりました。
初めましてで緊張気味のなか、全員で自己紹介をした後バスに乗り込み、最初のゲストの佐々木さん宅へ出発しました。
佐々木さんは、綾部市の空き家バンクを通じて家を購入され、工務店で改修をされました。
理想の家に近づけるため何度も工務店とやり取りをされたそうで、「工務店に任せきりではなく、自分の希望を伝えた方が良い」と話す佐々木さん。
これまで隠れていた立派な梁を見えるようにしたりと、古民家の趣を残しながら現代的にリフォームされた素敵なお宅に、参加者さんは興味津々で見学をされました。
その後、佐々木さんが住む地域で開催される文化祭に参加し、地域で捕れたイノシシで作る「シシ鍋」と「シシ肉のBBQ」を住民の方と交流しながらいただきました。
また、BINGOゲームにも参加!
住民の方全員分の景品が用意され、みんながBINGOになるまで続けられ、地域の文化祭ならではのあたたかさを感じられました。
最後に地元のお宮さんにお参りし、次の目的地へ。
次は今回のツアーの企画者であるMATA TABIの工忠さんが運営されているシェアハウスにてDIY体験をしました。
このシェアハウスは、農村部には賃貸物件が少ないため、移住を考え地域にお試しで住んでみたい時に活用できるようにと始められました。
実はこのシェアハウス、全てDIYで改修されています!
とはいえ、生活に欠かせない部分は改修されましたが、細かなところはまだ残っているそうで、そこをお手伝い。
珪藻土を使った壁塗りと、窓の木枠の柿渋塗りを体験。
参加者さんは自分の古民家を買ったらDIYをしたいと思われていたそうで、実際の作業を楽しそうに体験されました。
夕方からは宿泊先の農家民宿へ。
今回は、工忠さんの運営する「里山ゲストハウス クチュール」とゲストの柏原さんが運営する「和宿オリジン」に分かれて宿泊。
綾部市上林地区で活動をされているゲストの山下さんも交えて交流会を兼ねた夕食会を行い、一日を終えました!
・・2日目・・
次の日は、まず綾部市上林にある光明寺二王門(国宝)を散策。
ここはぜひ紅葉のキレイな時期に見に来ていただきたいです。
次に、ゲストで茶農家を営む移住者の櫻井さんからお話を伺いました。
ご縁が繋がり綾部での茶農家を始められたきっかけから自治会のことまで、さまざまなお話をお聞きしました。
参加者さんからは「実際に綾部に来てどうか」「自治会にはどれくらい時間を割くのか」と、積極的に質問が上がりました。
午後は、「あやべなまち旅」の一つである櫻井さんご夫妻の営む茶園での体験に参加しました。
お茶づくりの説明を聞いた後、お茶刈りやほうじ茶づくりの体験!
最後は櫻井さんのお茶を使ったお菓子と番茶と作りたてのほうじ茶をいただき、参加者さんはのどかな時間を楽しまれました。
これでツアーの行程がすべて終了しました!
参加者のみなさんからは「普段聞けない話が聞けて参考になった」「実際の移住者の方の生活が分かってよかった」といった感想が聞かれ、笑顔で帰宅されました。
なかなか自分たちで地域を見に行きたい、移住者さんに話が聞きたいと思っても、繋がりがなくどこに行けばいいか分からない、ということがあると思います。
中丹広域振興局では、今後も移住ツアーや移住セミナー等を通じて、「先輩移住者さんと繋がること・地域を知ること」等「移住への一歩」となるようなイベントを開催していきますのでお気軽にご参加ください!
(文責:京都府中丹広域振興局農林商工部地域づくり振興課 永井)