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イベントレポート

京都発!レモンの新たな可能性を考えるキックオフMTG~開催レポ~

今回は、2024年2月4日(日)に東京・有楽町にて開催した「京都発!レモンの新たな可能性を考えるキックオフMTG」のイベントレポートです!<イベントの告知ページはこちらです>

京都・舞鶴​レモン生産販売グループ「大浦パパレモン」

今回のイベントは、京都府舞鶴市の大浦地域で活動している「親が子供に残したい地域農業」をコンセプトに活動している『大浦パパレモン』が主役。地域の遊休農地を再生し、廃棄する牡蠣殻(牡蠣は舞鶴の名産品♪)や、放置竹林の竹をチップにして混ぜ込んだ農地で、“皮まで安心して食べられるレモン”を目指し2022年から取り組んでいます。

そこで収穫されたレモン。レモネードとして販売することが決定しました!
しかし、レモネードへの商品化はこれから。GWのイベントに間に合うように商品化をしていかないといけません。

そこで…
・どんなレモネードを飲んでみたいか、
・どんな商品があったら買ってみたいか。
イベントの中で参加者の方から意見を募り、商品化に役立ててもらおうという、まさに”レモンの新たな可能性を考えるキックオフMTG”を開催することにしました。

では、当日どんなイベントだったのか、紹介していきたいと思います!


まずは「大浦パパレモン」さんのご紹介から

最初に”大浦パパレモン”や、フィールドの舞鶴市について紹介。ほとんどの方が、舞鶴に行ったことが無い中でのスタートでしたが、皆さん興味深く話を聞かれていました。

左から、大浦パパレモン代表の森さん・大浦パパレモンメンバー&移住者の岩橋さん・大浦地域活性化センターの森下さん
ファシリテーターと掛け合いつつ、説明いただきました


特に印象に残ったこと

・耕作放棄地や、廃棄される牡蠣殻などの地域のマイナスを資源に変えているのが、スゴイ!
・現在450本の苗木が植えられていて、2032年には13tの収穫を見込んでる!
・次のステップは、GWの野外イベントでレモネードを販売すること。着々と前進してる
・フィールドである大浦地域は、山手線の中と同じくらいの広さなのに、人口はまさかの1800人で、小学生は49人!(※山手線内の人口は約100万人で、約500倍!!)
・そして何より、美味しく安全なレモンを作っていること◎
目の前にある、レモンの葉やレモンを手に取りながら話を伺いました。

テーブルに分かれてワークショップ!

自分たちでレモネードA・B・Cをつくっていくところから挑戦!

A・B・Cそれぞれ違う材料・製法でつくられたレモネードの、感想や改善点をグループで話をしていきました。

ゲストと参加者全員で体験していきます

味だけではなく”大浦パパレモン”らしさや、”舞鶴”らしさなどの売り出し方や、飲み方やデザイン、商品名など様々な意見が盛りだくさん!どのテーブルも、活発に意見が出て、とても盛り上がっていました。

参加者の感想

・同じレモンでも砂糖の配分や加工の方法でこんなにも味がちがうことにビックリ!
・レモンを皮ごと食べるのは危険だと思っていたので、大浦でこうした農法でレモンがつくられていることを知れて良かった。
・すてきな取り組みで、舞鶴に行ってみたくなりました。少しでも関われると嬉しいです。

商品についてのいろんな意見は、参加者の方から書いてもらったヒアリングシートからしっかり頂戴しました。どのような商品になるのかは…商品を手に取るまでのお楽しみ♪

「大浦パパレモン」のメンバーで先輩移住者の方によるトークセッションも


その後、大浦パパレモンのメンバーでもあり、2022年4月に大浦地域に移住した岩橋さんに、大浦での暮らしについて紹介していただきました。

岩橋さん(写真右)の実体験をご紹介♪
会場には、大浦地区での暮らしが分かる写真を展示。大浦での生活を満喫している様子が垣間見れます。

岩橋さんのように、普段はサラリーマンとしてマチナカで仕事をしながら、田舎に住んで地域と関わる。そんな暮らし方に共感した参加者の方もいらっしゃいました。

地方は何かにつけ、”人手・人材不足”。
都会でいろんな商品を日々見ている目をもっていたり(まさに今回のイベントのように)、
元気で体力があったり、
ちょっとデザインが好きだったり(今回のイベントのバナーなどは移住者の方に書いてもらいました)、
インスタでキレイな写真をあげていたりetc.
都会ではそこまで誇りにくい”スキル”も、地方では本当に貴重!とのこと。

今回のイベントは、「京都発!レモンの新たな可能性を考えるキックオフMTG」。あくまでキックオフのイベント。
引き続き大浦パパレモンの活動に関わっていきたい方、応援していきたい方と、今後も継続的に関わっていきたいと思っています。

その1つに、

大浦パパレモンは、随時”サポーター”を募集しています。

メンバーと一緒に農作業をしてみるところから、一緒に取り組んでいくのもありかと思います。
普通の観光では絶対に出会えない、大浦の人たちとの交流。きっと素敵な体験になると思います。
興味のある方はこちらをご参考ください。

まだまだはじまったばかりの、大浦パパレモンプロジェクト。
一緒にサポートしていきましょう!今後の活動に乞うご期待ください!

<大浦パパレモンについて>
HP  https://ourapapalemon.wixsite.com/index
インスタ https://www.instagram.com/oura_papalemon/
※#大浦パパレモン で検索すると、当日の参加者の方からの投稿も♪

(文責:京都移住コンシェルジュ榎本)

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