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イベントレポート

『相楽の車窓から-イナカスタイルをめぐる-』を開催しました!(前編)

こんにちは、京都移住コンシェルジュの黒川です!今回は、京都府の南部、山城地域と呼ばれる地域の中でも、相楽東部3町村と言われる笠置町・和束町・南山城村をバスで巡る現地ツアーを企画しました。2018年3月17日(土)に実施したこの現地ツアー『相楽の車窓から-イナカスタイルをめぐる-』をレポート形式で前後編分けてご紹介します!ちなみに、山城地域では、京都府から認定された『移住呼びかけ人』(この地域に移住してきた方々)が、同じようにこの地域に移住してくる人を応援するために自らイベントを企画していますので、これらも織り交ぜながらご紹介していきます。

そもそも現地ツアーとは?と思う方もいるかもしれないので、簡単に京都移住コンシェルジュのことも含めてご紹介します。京都移住コンシェルジュは、大阪と東京に相談窓口を設けており、田舎暮らしをしたい方の様々な相談に対応しています。都市部で田舎暮らしセミナーを開催し、京都府内の農山漁村地域の紹介や、移住者をゲストに迎えて生の声を届けたりしています。
そして、実際に現地を訪問してみたい段階の方には、地域住民によって実施されるイベントをご紹介することはもちろん、各市町村と協力して現地でのイベントを企画・開催もしています。

前置きはこれくらいにして、実際のツアーレポをご紹介していきますね。
『相楽の車窓から-イナカスタイルをめぐる-』と題し、笠置町・南山城村・和束町をバスでめぐり、それぞれの地域で田舎暮らしに欠かせないモノをイナカスタイルとして訪問することにしました。訪問先は次の通りです。

空家バンク登録物件訪問@南山城村
空家を利活用した移住呼びかけ人のお宅訪問@南山城村
③移住呼びかけ人のレストランで昼食を兼ねた交流会@南山城村
地域おこし協力隊と移住呼びかけ人の地域活動のお話@笠置町
⑤移住呼びかけ人の農家民宿訪問@和束町

朝10時にJR木津駅集合、参加者も移住呼びかけ人もごちゃまぜでバスに乗車、道中も参加者と移住呼びかけ人とで会話が弾みました

南山城村 ①空家バンク登録物件訪問


田舎の家ってこんなに大きいの!?

まずは南山城村の空家バンクの登録物件を見学に行きます。JR木津駅からの道中では南山城村の担当者から村の概要を説明してもらいました。また、笠置町を通過するのでコンシェルジュから簡単に笠置町も紹介しました。
田舎あるあるなのですが、見学した空家バンクの登録物件は大きな母屋と同等くらいの大きさの離れがありました。とはいえ、かなり古いので利活用するには手入れが必要な様子でした。

木々に囲まれた小道を空家バンクの登録物件に向けて歩いて向かいます
見学した空き家バンクの登録物件。非常に立派で参加者も、移住呼びかけ人も驚いていました

今回は家の中も見せてもらうことができました。参加者の中には農家民宿を始めたいという方もいたので、「ここを改修するとどれくらいの費用がかかりますか?」などの質問も寄せられました。

空家を利活用した呼びかけ人のお宅訪問@南山城村


空家の利活用のリアルな経験談

次は空き家バンク登録物件から徒歩5分ほどのところにある、移住呼びかけ人の藤田さんのお宅兼工房にお邪魔しました。南山城村に移住された陶芸家の方で、自宅兼工房として空き家を利活用されています。

南山城村押原地区で工房を構える陶芸作家の藤田さん。空き家改修の経験談を紹介してくれました
床はほぼすべて改修したそうです。時間もかかりましたがその分素敵な空間に仕上がりました

藤田さんは自宅兼工房で陶芸体験教室も開催されています。実際に空き家を利活用されたお宅にお邪魔して陶芸を体験してみるのもいいですね。次回はぜひ陶芸体験もしたいと思います。

移住呼びかけ人が主催するプログラムに参加してみませんか?

ここで少し移住呼びかけ人が主催するプログラムについてご紹介します。
最初にご紹介した通り、実際に田舎の地に足を運んでみたいと思った時に、地域のイベントやコンシェルジュのイベントもご紹介するのですが、相楽東部3町村では各移住呼びかけ人がオモシロイプログラムを用意していますので、ぜひそちらも参加してみてください!
藤田さんのプログラム『自然いっぱいの里山で「葉っぱ の 豆皿づくり」の間

③移住呼びかけ人のレストランで昼食を兼ねた交流会@南山城村


田舎の素敵なレストラン

続いては昼食を食べながらの交流会です。会場は、こちらも移住呼びかけ人である岡田さんが経営しているレストラン「Front」さん。

話をしているときは気づきませんでしたが、いつの間にか岡田さんと漫才スタイルになっていました

村の食材を用いたとてもおいしい料理を提供しています。いつも移住呼びかけ人のセミナーやイベントの企画打ち合わせなどでも利用させてもらっていますが、毎回料理がおいしすぎて、どちらかというと料理目当てで行ってるような気もします。
岡田さんのプログラム『冷静と情熱の間

村のジビエを用いたミートソースのパスタ
ここでも参加者と移住呼びかけ人や関係者が入り混じって、いろんな話が飛び交っていました

現地ツアーでは、移住呼びかけ人の自己紹介はもちろん、参加者の方にも自己紹介をしてもらいます。今どこに住んでいて、どういうことを知りたくてツアーに参加したのかなどを話してもらうことで、移住呼びかけ人からも話しかけやすくなりますし、参加者同士も移住したいと思っている人が他にもいると分かり、少し安心できるかと思います。

ひとまずお昼の交流会までを前編としてご紹介しました!この後は、またバスに乗って笠置町と和束町に向かいます。その様子はぜひ後編にてご覧ください!

【レポーター】
京都移住コンシェルジュ 黒川 雄大

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