セミナー宮津市亀岡市南山城村起業農業子育てコミュニティ

つながる京都 地域とつながる交流会

2022.02.08

こんにちは、京都移住コンシェルジュの磯貝です。

本日は、2021年12月18日(土)に開催された「つながる京都 地域とつながる交流会」のイベントレポートをご紹介します!≪セミナー概要はこちら

今回は、宮津市・亀岡市・南山城村の移住者ウェルカムな地域から、「先輩移住者」と「地域と移住者をつなぐ”地域の方”」計6名のゲストに来ていただき、地域とのつながりをつくっていただけるような交流会を開催しました。

当日は、各地域の「先輩移住者によるゲストトーク」と「地域の方・先輩移住者との座談会」の2部構成。

それでは早速、ゲストトークの様子からのぞいていきましょう!

海の京都・宮津市:お金では買えない価値がある上宮津地区


まずは、京都府北部、天橋立で有名な宮津市の上宮津(かみみやづ)地区に移住された寺田 俊介(てらだ しゅんすけ)さんから、移住のきっかけや今の暮らし、上宮津地区の紹介についてお話いただきました。

宮津市初の「フリーミッション型」地域おこし協力隊として着任したことをきっかけに、ご夫婦で宮津市に移住された寺田さん。

まずは「生活をつくる」こと、「地域を知る」ことからはじめていったそうですが、その中で気づいた地域の魅力と、たくさんの人とのつながりをもとに、今は「地域をつくり、守ること」に力を入れて活動をしているのだそう。

上宮津のお米の美味しさに感動してはじめたカフェ「おにぎりとおやつmusubi」や、地域の特産品として取り組むホンモロコの養殖など、地域の方と一緒にまちおこし事業を行う「カミヤヅラボ」を2021年8月に起業され、その活動はどんどん広がりをみせています。

▲「おにぎりとおやつmusubi」の前で、カミミヤヅラボが主宰した『軽トラ市と気球飛行体験』の様子。近隣の農家さんや作家さんがたくさん集まったそうです。

移住者からみた丹後の魅力として、「お金では買えない価値がたくさんあること」を挙げていた寺田さん。「観光地と食の生産地が近い」こと、「人と人が触れ合う機会が多い」こと、そして、自身の経験から「起業しやすい」環境があることを実感しているそうです。

今回、地域の方として来ていただいた八尋(やひろ)さんが「70歳は若者です」といつもおっしゃっているらしく、寺田さんが「私はまだ37歳なので、まだまだ上宮津では子どもなんです」と笑顔で話してくれました。

上宮津は、「『これがやりたい!』と言ったら、『やってみ!やってみ!』と言ってもらえるような地域」なのだそう。寺田さんと八尋さんが楽しそうにお話ししている様子からも、その雰囲気が伝わってきました。

森の京都・亀岡市:子育ても農業もしやすい宮前地区


つぎに、京都駅から快速電車で約20分、「トカイナカ」な亀岡市の宮前(みやざき)地区に移住された大福 浩剛(おおふく ひろまさ)さんからお話を伺いました。

もともと専業農家として農業をされていた大福さんですが、2人目のお子さまが生まれたときに、子育てのことを考えて、奥さまの実家のある亀岡市への移住を決意したそうです。

京都市や大阪市など、米や野菜の大消費地へのアクセスもよく、農業を続ける上での魅力を亀岡市に感じたことも、移住の決め手の1つだったといいます。亀岡市には「有機農業をはじめたい人にとっては応援してくれる雰囲気がある」ともおっしゃっていました。

また子育て環境に関しては、幼稚園や保育園、子ども園がたくさんあり、待機児童が少ないことや、医療費が安いこともすごく助かっているそうです。スーパーやドラッグストアなども多く、便利でありながらも、家の近くでホタルが見れるほど自然がとても豊かで、「ここで子育てができてよかったと日々暮らしていて感じます」とお話ししてくれました。

また今まで福井県や愛媛県でも田舎暮らしをされていた経験から、「知らない人とも挨拶をする」「何か新しいことを始めたいときは地元の方と想いを共有しておく」「農地を借りるのは意外と大変」など、田舎暮らしへのアドバイスもしていただきました。

「借りるのが大変」という農地ですが、移住してくる際、大福さんと地域の方をつなぎ、宮前地区での農地探しを精力的に行ってくれたのが、今回、地域の方として来ていただいた森さんでした。農地だけでなく、空き家を探すお手伝いもしてくださり、とてもお世話になっているのだそう。

「”自分がどんな将来像を描いてここに移住したいか”を移住先を探すときに、役場の方、地域の方にしっかり伝えるのが大切」ともおっしゃっていて、大福さんが農地や空き家を見つけられたのも、最初にしっかりと自分の想いを伝えていたことが大きかったそうです。

都会と田舎のいいとこどりの「トカイナカ」な亀岡で、子育ても農業も、とても楽しまれている大福さん。
今後は、収穫体験などのイベントも開催する予定なのだとか。最新情報は『ファーム大福』で発信していくそうなので、気になる方はぜひ!

お茶の京都・南山城村:のどかな環境と家に一目惚れした野殿地区


最後に、京都府南部にある京都府唯一の村、南山城村の野殿(のどの)地区に移住された磯島 典子(いそじま のりこ)さんが、南山城村役場の移住担当 鈴木さんと一緒に、今の暮らしや地域についてご紹介してくださいました。

磯島さんは、旦那さまと自分の実家の中間地点あたりで移住先を検討していたところ、たまたま南山城村で空き家を発見し、のどかな環境と家に一目惚れして、南山城村への移住を決められました。

今は、子育てのかたわら、畑や田んぼ、お茶などの農作業を楽しんでいるという磯島さん。「まるで秘境のよう」と話す野殿地区には、のどかな昔ながらの日本の景色が残っており、時期になると毎晩ホタルも見られるそうです。

移住担当の鈴木さんと磯島さんの楽しいかけあいではじまった「ぶっちゃけトーク」では、「買い物はどうしていますか?」という質問に、磯島さんが「野菜は近所の方からいただく分と自分で作ってる分で十分。むしろ、どう消費し切るかに頭を悩ましているくらいです」と笑いながらおっしゃっていました。

また「地域との関わり方」の話題になると、「消防団に入り、そこで生活の情報などいろんな情報を教えてもらっています。地域の草刈りなどにも、参加できるときは参加しています。たまたま道で出会って、道端での何気ない会話から、生活の知恵やその土地での野菜の育て方を教えてもらうこともありますね」と、無理のない範囲で、地域の方とも自然と仲良くなっているのだそう。

▲野殿地区の紹介

「地域での仕事の始め方」を聞いてみると、「春から秋はお茶、冬は林業、近所の草刈りの手伝いなど、いろんな仕事を組み合わせて暮らしています。いろんな人が声をかけてくださるので、忙しいくらい。田舎暮らしって忙しいんだなって年々感じています(笑)」と、地域ならではの仕事についてもお話しいただきました。

今回地域の方として来ていただいた山﨑さんは、南山城村移住交流スペース「やまんなか」の相談員として、移住や空き家の相談にも乗ってくださいます。
移住者のこと、地元の方のこと、南山城村のいろんなことを知っているので、地域とのつながりを作りたい方は、一度訪れてみることをおすすめします!

地域とつながる交流会


ゲストのお話を聞いたあとは、「地域の方・先輩移住者との座談会」へ。

各地域の先輩移住者・地域の方・役場の移住担当者と一緒に円をつくり、楽しく会話をしながら、みなさん思い思いの質問を投げかけていきます。

最近移住を考え始めた方、数年前に諦めていた移住をもう一度検討している方、すでに地域に何度も足を運んでいる方など、単身の方もご夫婦もご家族も、さまざまな方にご参加いただきました。

みなさん共通していたのが、「地域のリアルな情報が知りたい」「地域との関わりを作りたい」という想い。そんな想いに応えるように、地域のみなさんも熱く楽しく語ってくれました。

お話ししていたらほんとに時間があっという間に過ぎてしまい、時間が足りないくらいでした。セミナーが終わったあとも、残って地域のみなさんとお話していく方も。

参加してくださったみなさんの感想をお伺いしていると、先輩移住者や地域の方との新しいつながりを作っていただけたようでした。

なかなかリアルでのイベントが開催できない時期ではありますが、顔を合わせてお話することで、オンラインとはまた違うつながりが生まれることを実感した1日でした。

今回ゲストで来ていただいた地域以外にも、京都府には移住希望者にウェルカムな地域がたくさんあります。
気になる方はぜひ、今回のような移住イベントに参加してみたり、京都移住コンシェルジュまでご相談ください。

ゲストのみなさんが携わっている地域のおすすめスポットをご紹介します!

おにぎりとおやつmusubi(宮津市)
先輩移住者として来ていただいた寺田さんが営むカフェ。寺田さんが感動して「もっとたくさんの人に食べてほしい」と感じた、上宮津の美味しいお米が楽しめます。

四季を楽しむ薬膳レストラン「おうち薬膳忘れな」(亀岡市)
地域の方として来ていただいた森さんが代表を務める「NPO法人チョロギ村」が運営するレストラン。地域の方々を中心に運営されているレストランでは、身体に優しい薬膳料理をいただけます。

移住交流スペース「やまんなか」(南山城村)
地域の方として来ていただいた山﨑さんが相談員をされている「村に住まう人も、村に住み始めた人も、これから住みたい人も」みんなが集える交流拠点。イベントがある日もない日も、ふらりと立ち寄れる場所です。