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イベントレポート

京都移住のイロハ -移住に向けたファーストステップ-

こんにちは、京都移住コンシェルジュの榎本です。

2021年7月24日(土)にオンラインで開催された「京都移住のイロハ -移住に向けたファーストステップ-」のイベントレポートです!≪セミナー概要はこちら

このセミナーは、『地方に移住したいけど、まずは何から手を付ければいいの?』そんな疑問にお答えするセミナーです。ゲストがどうやって移住を実現していったのか、実際の移住のステップを軸にじっくり聞いていきました。
地方暮らし/京都の田舎/トカイナカ/サラリーマン移住/子育てなどのキーワードが気になる方は、ぜひ見てみてください。
本編はYoutubeの動画をご覧ください。後半の質問コーナーについては文章で紹介しています。

ゲストは、亀岡市に移住された松本 優希美さん。

(大阪市→京都府亀岡市へ移住)
初の移住イベント参加から10ヵ月後の2018年4月京都府亀岡市に移住。会社員の夫とパート勤めの妻(本人)、保育園児の息子のよくある3人家族+猫2匹。この春、離れをDIYで改装し「まつもと三線教室」を本格開業。 失敗だらけの家庭菜園、イヤイヤ期絶頂の息子、朝4時に起こしにくる猫、忙しくも飽きのこないトカイナカ暮らしを満喫中。

移住のステップー松本 優希美さん一家の場合


【内容】
0:00 アイスブレイク/京都府全体の紹介
9:00ゲストトーク「京都移住のイロハ」
  STEP① イベントに参加。
  STEP② 現地に行ってみる
  STEP③ー1 家探し!
  STEP③ー2 職を考える
  STEP④ 移住する!
  まとめ
36:33イベント案内など

松本さんに聞いてみよう!質問コーナー!


セミナーに参加された方から、ゲストの松本さんに聞いてみたいことがあったので、こちらで紹介させていただきます(動画では公開されていません)

Q. 移住先(亀岡市保津町)を決めたきっかけは何だったんですか?

主人と2人で家を見に行った帰り道に、「私、あっちの方向に住みたいな」って言ったら、主人も、「僕もそう思ってたんだよね」って言ってそこが保津町でした。こういうイメージのところに住みたいっていうイメージを夫婦で共有できたタイミングでしたね。
家探しも、最初、物件ありきで他の市町も探してたけど、保津町って決めてからがぐーっと早かった。

Q. 移住前と後で変化したことは何ですか?

まずは交通手段ですね。電車中心だった生活から車中心への変化は大きかったです。夫婦2人ともペーパードライバーだったので、車を買うところからスタートで、運転できるようになるのか?という不安もありました。あとは、気持ちの面でゆとりができたのと、週末の遊び方は変わりましたね。大阪にいる時はショッピングセンターに行くような過ごし方だったのが、今は公園でちょっとお弁当を食べるとか、屋外に遊びに出かけることが増えましたね。あと、畑付きの家なので、最近は週末のほとんどを草刈りとかの畑の世話をしています。

Q. 地域を知るためのおすすめの方法ってありますか?

その地域の民宿に行ってまず泊まってみる。泊まってみると、暗くなったらどうなるんだろうとか、1日が見えますよね。そういった1日の姿が見えるのは大事かなと思います。
あと、民宿や地域にもよると思うんですけど、宿の方とかに、その地域の暮らしについて聞けばいろいろと教えてくれます。

Q. コミュニケーションが苦手で、ご近所付き合いが不安…

夫婦共働きで日中2人ともいないので、実際に住んでみるとご近所付き合いは最低限。会ったらもちろん挨拶はするけど、毎日何かしないといけないとかは無い。ただ、”役(やく)”になってしまうと、その年はおそらくたくさんの人と関わらないといけないかなと思います。
あと、夫婦であれば2人ともじゃなくてどちらかが関われば大丈夫。うちも私が関わる担当なので。笑

Q.子育て環境はどうですか?

子育て環境はすごくいいです。
街中だと待機児童がたくさんいますが、田舎は、4月入園であれば、ほぼほぼ幼稚園や保育園に入れますね。子供は、カエルとかがいると迷いなくつかみに行く感じで触れるし。小さい子だと小さな虫なんかをグシャッとつぶしてしまいそうなのを、ちゃんと自分の感覚で生き物を触る力加減が分かっている。図鑑とかを見るだけでは得られない力だなと思って、移住してよかったなと思います。移住の目的だった子育て環境は大満足!

Q. 住宅の修繕の業者ってどうしました?行政からのサポートは?

私は、自治会長さん経由で保津町内の工務店さんを紹介してもらいました。あと、修繕費用についてうちの場合は、180万円まで補助が使えたので、フルで使わせてもらいました。そういった修繕費用の相談もあるので、行政と連絡はよくとっていましたね。行政の移住促進担当の方とは距離感が近くて、3年前くらいに大きな台風が来た時も、「大丈夫ですか?」って担当者が心配で来てくれました。

Q. いい家と出会うコツは?

亀岡市の移住促進担当の方が、「いい家に巡り合っている人は、受け身でなくて自分で積極的に動いている人が多い」って言ってました。いい家は、田舎とは言え競争率が高いので。
私はパートだったので、平日にも大阪から電車で探しに行って、いいところは土日に2人で一緒に見に行っていました。結構現地にには通ったと思います。特に家探しでは、結構な件数の家を見に行きました。

Q.亀岡の気候ってどんな感じですか?

雪は、最近はほとんど積もらないって思って大丈夫。一応スタッドレスタイヤははいてます。去年も積もったけど、道路は朝7時くらいに出発するときには溶けているって感じで。
あと霧が濃くて季節によっては洗濯物は外では乾かないかも。うちは乾燥機付きの洗濯機を導入しました。

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約10ヶ月という短期間で移住を実現した松本さんは、とても行動力のある方でした。随所に説明があった移住のポイントを、ぜひご自身の移住の参考にしてみてください。そして、必要であれば気軽に京都移住コンシェルジュにもご相談ください!

話題にあがった内容をこちらでもご紹介します!

・京都府補助制度 https://www.kyoto-iju.jp/howto/system/

  松本さんも使った住宅改修の補助金最大180万円はこちらに記載しています。


・空き家バンク https://kyoto-ui.jp/akiyanouchi

  各自治体が運営している空き家バンクの情報をまとめているサイトです。

また、「京都移住を実現させるためのステップ」をコラムに掲載しています。ご参考ください。

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